太陽光発電装置
太陽光発電装置は、寿命がとても長く、故障率もきわめて低い優れた発電システムです。
もともと太陽電池は、一般住宅用に開発されたのではなく、人工衛星や灯台などの修理や保守など、メンテナンスが難しい場所の電源のために開発されました。
シャープの太陽電池は、JAXAの認定を日本で唯一受けており、2009年2月現在では人工衛星160基で採用されています。
灯台用としては、長崎県の尾上島灯台が1966年に設置されたのを皮切りとして、今では約2500ヶ所の灯台で設置されています。
太陽電池を構成しているシリコンは、半永久的に稼働すると考えられています。
また、太陽電池は強化ガラスで表面がカバーされており、腐食する心配もありません。
さらに、振動する部分や可動する部分もないので、故障する確立が非常に低いと言えます。
それらのことから、それぞれのメーカーとも、期待寿命は20年以上とされています。
ただし、パワーコンディショナは、使用年数の目安が10~15年とされているので、交換する必要があります。
故障について
太陽光発電システムが故障したり不具合が起こったりしたらどうなるでしょうか? 例えば、全く発電しなくなれば、誰でも故障したことがわかります。
ところが、ソーラーパネルの故障で最も多いのは、一部のパネルが正常に機能しなくなり、少しだけ発電量が減ることです。
発電量が大幅に減ればすぐに気づきますが、10%程度では、なかなか気づかないでしょう。
天気によって発電量は変化するので、その原因が天気なのか故障なのか、判断しにくいからです。
太陽光発電システムは、高価な買い物ですが、発電をしっかりすれば、元が10年前後でとれます。
しかし、故障などをそのまま放ておいたり、気づかずに使っていたりすると、その間は損をずっとしていることになります。
早期に故障や不具合を発見するには、次の点が重要です。
・システムを設置したら、発電量を毎月記録しましょう。
発電量は季節によって変わるので、毎年記録していれば、その変化に気づきやすいでしょう。
また、メーカーや設置工事業者に故障の疑いを連絡する際も、記録が残っていれば有用なデータとなります。